leeap(エアークローゼットのメンズ版)を使ってよかった3つのこと

おしゃれ、とか身だしなみ、という言葉が苦手だ。高校の時の制服も嫌だったし、社会人になって着ているスーツも好きじゃない。そもそも服のことを何も知らない人にとって「時と場合に合わせて服を選ぶ」というのはハードルが高すぎる。文字通り裸で生まれてきたのだから、何を着ればいいのか少しくらい教えてくれたっていいじゃないか。

 

服が嫌いなのではない。こだわりもある。ジーンズが好きで、高校生のころ貯めたバイト代で初めて買ったのはnudie jeansだった。SMAPの草彅剛に憧れていた。ジーンズが自分とともに成長していく様子が男心をくすぐったのだと思う。学校から帰るとすぐに履き替えてそのまま寝るほどだった。

 

お下がりで服を着ていたから、サイズは大きい方がいい、大は小を兼ねるという言葉が正義だった。必ずしもそれが正しいとは限らないと知ったのはセール価格につられてワンサイズ上の服を買って帰った時だった。

 

ファッションセンスがあるなと思っていた人に聞くと、やはり多くの失敗や試行錯誤を繰り返したらしい。当時流行りだし始めていたエアークローゼットはその人が使っているとそのとき聞いて初めて知った。なにごとも教えて教えてではいけないのだと知って、最近ふと思い立って男物のエアークローゼットはないのかと調べ、leeapを使ってみることにした。

 

①外に出るときの安心感がすごい

社会人になってから、まわりからの服装の評価は明らかに厳しくなった。leeapはスタイリストが服を選んで送ってくれるので何か言われても「いやお前の感性がおかしい」と反論できる(反論したことはない)。この安定感は服を知らない人にとって最大のメリットになる。

 

 

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届いた服を着た写真を撮ってLINEで送る


②好きなブランドを発見できる

nudie jeansと出会ったきっかけは忘れてしまったが、店舗で見つけたのではないことだけは確かだ。服屋に入るのは苦手だし、入った瞬間、いままでの自分でなくなってしまう。そんな状況で好きな服を見つけられるわけがない。leeapは服と一緒にブランドと参考価格を教えてくれる。気に入った服に丸を付けて残しておくと、何度か交換していくうちに共通するブランドがわかる。

 

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服と一緒に送られてくるリスト

③LINEで相談するプロセスが楽しい

これはまどろっこしく感じる人もいると思うが、服を送ってもらう前に相談することができる。旅行に行きます、高そうなレストランに行きます、特に出かける用事はないけどこんな服がいいですと伝えると丁寧に答えてくれる。相談の結果送られてきた服がシチュエーションにあってるかどうかは別として、相談することで納得がいくし、普段そういう会話をしたことがないから楽しめる。スタイリストと話せるのは芸能人か王室的な人たちだけだと思っていた。相談だけでなく、「遊び心のあるスタイルってどんな感じですか?」「かっちり目ってなんですか?」とか苦手だった言葉もきちんと聞くことができてよかった。

 

さいごに

使ってよかったと思っているが、料金が高い。あと一月だけと思ってやめられないでいる。気に入った服はやはり高いものが多い。アマゾンが試着OKの通販を始めたと聞いてそちらにしようかなとも思っている。